③「動画」マーケティングのメリット・デメリット-マーケティングシリーズ3

「動画」のマーケティングのメリット・デメリット

印刷物であるチラシやパンフレット、DM、カタログなどを使用する販促活動を「紙マーケティング」Web媒体である「動画」を使用する販促活動を「動画マーケティング」として、 それぞれの違いやメリット・デメリットについて解説していきます。ここでは「動画」のマーケティングのメリット・デメリットについて解説していきます。

案内犬ちろ

新型コロナウイルスの影響で、従来は店舗や対面で接客していた部分を「動画」にシフトさせ、成果を上げる企業も増えてきているそうですね。わん。

「動画」マーケティングのメリット

  • 効果が可視化でき、SEO対策に
    動画では、どのくらいの反応や成果があったのかなどが、すべて数値として出るので効果の可視化ができます。その数値を元に分析しPDCAを回すなどの効率的かつ、効果のある施策が実現できます。Webページと連携し、購入ページへの誘導も容易になります。
  • 五感を刺激し、興味を惹きつける 感情を揺さぶる
    観光地の画像を見ると行きたくなり、ラーメンを食すのを見て無性に食べたくなる。動画は五感を刺激し、興味を喚起・欲求を刺激。影響力のあるユーチューバーやインスタグラマー(インフルエンサーと呼ばれる)が動画で商品を扱ったり紹介するとSNSで何十万と拡散され、視聴者の購買意欲も刺激されます。商品購入の際も動画で購入検討されることも多いです。
  • 短時間で多くの情報が伝わる
    写真や文字だけではわからない、製造工程や作業の様子、環境が伝えやすいです。
    また映像や音声で、PRしたいものの魅力が伝わり、記憶に残ります。
  • いつでもどこでも誰でも手軽に動画を閲覧することができる
    文字や写真だけの印刷物より、再生ボタンをクリックするだけの動画は圧倒的に分かりやすくストレスも軽減されます
  • 情報発信にお金がかからない&拡散されやすい
    動画はPCやスマホ、SNSやブログなどのプラットフォームがあれば無料で情報発信でき、印刷や製本、流通などが基本的に不要なので、お金がかかりません。SNSで気軽に友人や同僚へシェアすることができます。
  • 商圏に限りがない
    Webはインターネットで全国・世界中とつながることができるので、商圏に限りがなく、世界中どこにいる方へも今すぐに、動画として情報を発信しコミュニケーションをとることができます。

動画」マーケティングのデメリット

  • 制作に時間やコストがかかる
    動画の制作を外注する場合、外注費用がかかります。ある程度のクオリティに仕上げるためにはコストもかかるため費用対効果を意識しながら進めていく必要があります。最近では拘らなければ無料の動画編集ソフトを用いて簡単に動画制作を行うことも可能となり、より身近な販促ツールとなっています。動画を内部で制作する場合、社内の人材をどれほど動画制作に配置できるかも重要なポイントです。ほかの業務に支障が出ないようにしつつ、動画制作を行えるような体制が作れない場合は、外注を検討してもよいでしょう。
  • 離脱されやすい
    動画を再生しても、興味を惹かれない内容であれば、すぐに閉じられてしまいますよね。動画は、紙媒体とは違い手元に“モノ”として存在しているわけではないので欲しい情報がなかったり、興味が惹かれない場合すぐに離脱されるという傾向があります。また、時間が長すぎる動画は最後まで試聴されない可能性が高くなります。動画を最後まで見てもらうには、ユーザーが見たいと思う内容にする工夫が必要であったり短い動画では「どんな情報」を「どれくらい」掲載するかなど、情報の取捨選択と編集が重要となってきます。
  • 動画が埋もれやすい
    SNS上には無数の投稿が存在している上、情報が流れるスピードも早いので、古い情報はすぐ埋もれてしまいます。また同業他社の投稿や似たような動画の投稿も数多く存在していることがほとんどです。そのため、動画を広告として利用するなら、質の高いコンテンツを頻繁に提供する必要があるのです。
  • 保存しにくい 手元に残らない
    印刷物であるチラシやクーポン付きのハガキ、ショップカードなど気になったものは手元に置いて保管しておくことができます。「動画」は一般的に保存がしにくく、例えば広告であれば一度見た広告動画を、もう一度任意で閲覧することが難しいことが多いです。
  • Webが不得意な層にリーチできない
    日本では年齢が高くなるほど、デバイスの普及率やインターネット利用率が減少する傾向にあり、高齢者は情報弱者になりやすいと言えます。「動画」を閲覧できる人とできない人と差ができてしまいます。また支払いのキャッシュレス化や、公共手続きや情報のデジタル化によって技術の発展に追いつけない高齢者が、情報やサービスの利用を逃してしまうことなども懸念されています。

「動画」マーケティングのメリット・デメリット一覧

メリットデメリット
信頼を得られやすい
モノとして手元に残る 保管性・再読性が高い
一覧性がある(視認性が高い) 記憶に残りやすい
紙ならではの表現 手触りにも訴えかけられる
Webが不得意なターゲットに親和性が高い
モノを制作するコストや時間が必要
効果がわかりにくい
修正のハードルの高さ
情報のわかりやすさ
チラシやパンフレット、紙媒体は時代遅れ?
案内犬ちろ

紙と動画のメリットとデメリットを比較してみましょう、何が見えてくるでしょうか

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