あ行
アート紙
中質紙や上質紙に塗料を施した紙です。
アウトラインフォント
個々の文字アウトライン情報により描画されたフォント。拡大・縮小が自在に出来ます。
青焼き
製版フィルム(ポジ)を感光紙に複写印画したもの。文字・ページのレイアウト、面付けを確認する時に主に用います。
赤字
校正に赤色で書く修正の指示は修正箇所を見易くするため赤を用います。
アジロ綴じ
刷本の背にスリット状の加工を施し無線綴じと同じように糊で表紙をくるむ方法です。
アタリ(画像)
印刷に耐えうる高解像度のデータではなく、レイアウト・デザイン確認のためデータです。
厚紙
厚さ0.15~0.23mmのコシのある紙の総称です。
アドインソフト
アプリケーションソフトの機能を拡張するためのソフトウエア。単体では動作せずアプリケーションソフトに組み込んで使用します。
アプリケーションソフト
コンピュータを使って、特定の作業ができるように作られたソフトウエア。単にアプリケーションと言うことも多い。アプリケーションソフトは、文書作成のためのワープロソフトや数値データの計算処理を行うための表計算ソフトなどのように、業種や職種に関係なく企業のどんな部署でも使われる汎用アプリケーションソフトと、給与計算や在庫管理など特定の業務に特化した特定業務ソフト、印刷受注管理や面付けなど特定の業種に特化した特定業種ソフトに分類することができます。
網点
印刷物に濃淡を再現するために用いる小さな点です。
安全インキ
小切手や手形の変造防止が目的で使用するインキです。
アンチエイリアシング
コンピュータのCRTディスプレイ上の文字や画像の輪郭に現れるギザギザ(これをジャギーまたはエイリアスという)を目立たないようにする機能。
イキ
訂正を取り消す指示です。
糸綴じ(上製本)
仕上がりサイズに断裁・丁合い後、折りを糸で順番につなげる頑丈で高価な製本です。
イメージスキャナ
図形や写真などの画像(イメージ)情報を読み取って(スキャニングして)、コンピュータに取り込むための装置です。
イメージセッタ
電算写植やDTPシステムに使われている、文字・図形・画像を印画紙・フィルムに同時出力できる出力装置を「イメージセッタ」といいます。
イラストソフト
コンピュータを使って直線、多角形、円、円弧、曲線、自由曲線などで構成される線画を描くことのできるソフトウエア。線画ソフト、図形ソフト、ドロー系グラフィックスソフトなどともいわれ、DTPで使われる代表的なソフトウエアの1つです。
色あわせ
見本と同じになるように、インキの量や調合を調整することです。
色温度
物質を加熱していくと、やがて光を発するようになる。このとき発する光の色は、加熱される温度によって異なります。
色校正
色が正確に再現されているか確認する作業及び印刷見本の総称です。
色指定
カラーに対するCMYKの掛け合せや各インクメーカーの色見本から指定することです。
色チップ
カラーチップ。1つずつ番号がついています。
色調整
キャブリエーション。特色の見本帳を、ミシン目で切り取り小さなチップとして、色指定などに使用。1枚ずつ色番号が付いています。
色分解
カラー原稿から微細な範囲ごとにCMYKの4色インキの成分比にわけることです。
色見台
印刷機デリバリーで印刷物の評価を行う机。色の偏りのない光源を使用します。
印画紙
写植の焼付けやDTPのデータのイメージセッタ出力に使用する感光紙です。
インキ
顔料などの色材と、これを分散させるビヒクル及び諸特性を調整する補助剤とからなります。
インキプリセットシステム
印刷する際、前もって印刷機でのインキ供給量を調整するための装置です。
インクジェットプリンタ
ノズルを使ってインクの小滴を発生させ、その小滴を紙に付着させることで記録するプリンタです。
印刷Eコマース
印刷物制作の企画から、受発注処理、発送指示、請求書データ作成までの一連の業務をインターネット上で行う印刷受発注工程管理システムです。
印刷適性
印刷物を作るために、使用される機械や材料が必ず備えていなければならない性質や条件をいいます。
ウエイト
文字の縦線の太さ。1つの書体についてウエイトのバリエーションがあります。
打ち抜き
印刷に引き続いて、あるいは印刷後に断裁されたものを打ち機にかけて、必要な型に打ち抜く作業です。
裏移り
印刷され排紙部に積み重なった紙の裏面に、下に積まれた紙のインキが付着すること。インキの状態や紙の適性など原因はさまざまです。
裏罫
活字組版で使われている1ポイントの太さの罫のことを「裏罫」とよびます。
エディタ
プログラムの作成や、修正、削除や追加、入れ替えなどのために使われる編集用プログラムのことです。
エディトリアル・デザイン
編集上のデザインの意味をいい、印刷物に関する造本設計に必要な編集上に関するデザインのことをいいます。
エルコグラフィー
カナダのエルコーンシィ社によって開発された電気凝縮の原理を利用したデジタル印刷機です。
凹版
版画の凹んだ部分にインキを満たして印刷する印刷方式。写真技術を利用した凹版印刷をグラビア印刷といい、出版物・書籍・包装材料・建材などに広く用いられている。彫刻凹版は紙幣・商品券などに使われます。
オーサリング・ソフト
文字・グラフィックス・画像・音声などの素材を組み合わせて、一つのアプリケーションソフトを開発するためのソフトです。
オーバープリント
「ノセ」参照
オープンeブック
電子書籍の標準データ仕様でOeBと略すこともあります。
オープンシステム
国際標準や業界標準を採用することで、製品の規格や仕様が公開されたコンピュータシステムです。
奥付
書籍の巻末に書名・発行年月日・版数・著者名・発行所名・印刷所名・定価などが印刷されているページを奥付という。欧米の書籍では、扉の裏面にこれらを印刷することが多いです。
オブジェクト指向
手順中心でなく対象物(オブジェクト)を中心とする考え方。例えば人間が物をごみ箱に捨てるとき、「捨てる」という動作より「ごみ箱」というオブジェクトをまず意識する。この様な考え方を「オブジェクト指向」といいます。
オフセット印刷
版に付けたインキをゴムブランケットに転写した後、ブランケット上のインキなどの印刷素材に押し当てて印刷する方式です。
オフ輪
巻取紙を用いて、輪転式で平版オフセット印刷する機械。オフセット輪転印刷機の略称です。
表罫
「おもてけい」といい、アルミニュウムや亜鉛などの薄板を活字の高さと同じ幅に切り、一辺を山形に削った一番細い罫線をいいます。
オンデマンド印刷
刷版を作らないため、印刷までの時間は短縮されますが、その分品質が安定しない、網がつぶれる、ベタがベタではない、細い罫線がかすれるなど問題が生じることがあります。
オンラインシステム
中心となるコンピュータ(ホストコンピュータ)とパソコンなどの端末装置が通信回線で直接結びつけられたシステムです。
オンライン入稿
「入稿」とは印刷発注者が印刷に必要な原稿類を、製版や印刷企業に渡すことをいう。近年ワープロの普及で文字原稿は「フロッピー原稿」のデジタル・データで入稿されることが増えた。これを「オンライン入稿」といいます。